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手書き文字やイラスト入りのロゴ制作もしています【宣伝です】

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イラスト入りロゴの制作 残念ながらコンペで落選しましたが、このような犬のイラストを用いたレストランのロゴを作成しました。 このお店は、ドッグラン併設の犬と一緒に入れるバリの雰囲気を持つレストランということでしたので、頭にはバリの民族衣装風ヘッドドレスを付けた、看板犬でもあるゴールデンレトリーバーが、フリスビーならぬ大文字のNを咥えて「レトリーブ」してくるイメージとしたりと、我ながら楽しいロゴができました。 また、お店の壁が黒色でもあるということで、黒地に白抜きのバージョンも作成しました。 使用書体は、 Centaur Pro Bold になります。 手書き文字のロゴ制作も 自分で書いた文字のロゴの制作もしています。 日本語よりもアルファベットを得意としています。カリグラフィー歴11年になります。 実際に制作したものはまだお見せできませんので、参考例として、私の屋号を書いてみたものを掲載します。 元の書体はイタリック体ですが、 Hermann Zapf 氏や Gottfried Pott 氏などのドイツ系のカリグラファーや、アメリカの John Stevens 氏などを参考にしつつ、かなりオリジナルな書き振りになっています。 ロゴ制作承っています ということで、以上のようなロゴ制作は随時承っておりますので、お気に召しましたならばご連絡お待ちしております。 mail eszett.sz@gmail.com twitter http://twitter.com/eszett

カリグラフィーを書いてたら、ウチの子がやってきて言った言葉に驚嘆したおはなし

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先週の土曜日、半年ぶりにカリグラフィーのレッスンに行き、原点回帰してローマンキャピタルの練習をした。最初は鉛筆で、次にペンで。 よく考えたら9年ぶり!だったので、各文字の幅などかなり怪しかったが、手は覚えていたようで、これも練習のタマモノ(9年前のオレ、よう練習していてくれたことよ)。 と云っても、結構書き辛かったりした…。 ところで、ワタクシが書いた文字の右下辺りに、筆蹟が違う文字がツラツラと羅列しているのがおわかりだろうか(下が拡大したもの)。 それはまさしく突然の出来事だった。 ウチの子が 「書いてみたい!」 と曰わったのである。 かなりビックリ。 今まで見向きもしなかったのに。 字を書くのに興味が無かったのに、である。 元来、何か作るのが好きな質ではある。 最近は手芸方面にも興味を覚えたらしく、雑貨店に連れてけとウルサイ今日このごろ。 まあ、どういう心境の変化か知る由もないが、コレを機に、 文字っ子の道へ引きずり込もう と画策する悪い父であった。 そして気づいたら、 2、3時間ひたすら字を書いていた 。 興味のあるモノには途轍もない集中力を発揮するその性分、うん、似てるよなぁ。。。 以下、オススメのカリグラフィーの教本たち。

石彫り第2作目完成

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2012年7月14〜16日の3日間に渡って開催された 第3回ゴードン恵美WS「レターカッティング入門」 にて、文字を完成させて石にトレースしたところでお開きと相成った。 ドローイングしたß(エスツェット) チャコールペーパーを介して石に写したところ ここまでの話は 文字るのブログ の方をご覧あれ。 WS後、関東組・関西組それぞれが勉強会と称して文字彫りを進めていくことにし、我が関西組は10月・11月・1月と勉強会を開催。ワタクシ個人はこの3回で自分の第2作目を完成させた。今回はこの経緯を写真でお送りする。 関西組勉強会—第1回目 2012年10月8日時点 WS後最初の勉強会では上の写真まで彫り進めた。文字の接続部分をどういう風にするか迷ったので今回は保留。今回は12 mmという幅広のチズルで太い幅を彫るので、9時から17時まで彫り続けるのは結構シンドイ。その日のうちに腕は筋肉痛。 関西組勉強会—第2回目 2012年11月3日時点 2012年11月3日時点、接続部分のディテール WS後2回目の勉強会も9時から17時まで彫り続けたが、やはり接続部分をどういう風にするか思案しながらだったので余り進まず。上の写真の通り、太い→細い→太いとスムーズに繋げるのに難儀した。 関西組勉強会—第3回目 3回目の勉強会も9時から17時まで。この回でどうにか完成に持ち込む。まだまだ粗いけども、今回は色入れもせず素のままで。ちょうど完成した15時半頃、ここぞとばかりのイイ感じの陽射しが差し込んできたのですかさず撮影。 2013年1月27日時点 2013年1月27日時点、斜めから 2013年1月27日時点、ディテール 近づくと粗さが見えますな(苦笑)。この作品の仕様などは 拙website や作品投稿サイト JAYPEG にも掲載しているのでそちらも是非に。 というわけで、3作目は何の文字を彫ろうか、只今思案中。

はたしてワタクシの作品は間に合うのか?! 第2回Studio Letter Artsカリグラフィー作品展開催のお知らせ

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さて、ワタクシが通っておりますカリグラフィー・スタジオ Studio Letter Arts の受講生および講師4名によるカリグラフィー作品展が2012年12月4日(火)から開催することが決定しました。今回で第2回目、前回は2010年の8月でこの時は色々ドタバタありまして出品を断念、今回初出展と相成りました、…といってもまだ何にも出来てないorz さてワタクシは果して間に合うのでありましょうか。ということで、以下に開催情報をば。 第2回 Studio Letter Arts カリグラフィー作品展 日時 2012年12月4日(火)–9日(日) 11:00~18:00 (最終日16:30迄) 場所 Gallery MUKU3 兵庫県芦屋市茶屋之町8-18 E’s cube 1F JR芦屋駅南へ徒歩5分 内容 Studio Letter Arts受講生+講師4名による第2回目のカリグラフィー作品展 季節のカードなど参加者手作りの文字グッズも販売 講師:清水裕子、岡本真樹子、東井裕子、小川百合 主催&お問合せ Studio Letter Arts 清水裕子 The Second Calligraphy Exhibition of Studio Letter Arts is going to be held at Gallery MUKU3 in Ashiya from December 4 to 9, 2012. I am going to show my works at the exhibition.

拙サイトロゴ変更、そして手書きロゴは…

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本日、拙サイトロゴを「eszett」から「ß」に変更してみた。 現在の拙サイト。新しいロゴに変更してみた 従来の「eszett」ロゴはサイドのナビ上に仕込んでページダウンすると現れるようにした。 「eszett」ロゴはサイドのナビ上に それから序でに、試しで手書きの「eszett」も作ってみた。 手書きの「eszett」 ただ、この手書きの「eszett」は拙サイトの雰囲気に合ってないような気がして悩み中。もう少し字の雰囲気を変えた方が良いのだろうな…。

書けば書くほどカタチが変わり、畢竟ココに至る|今週の文字書き

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2011年5月に突然「書けるっ!!!」と電撃的な霊感が下り、Bastarda体という書体を只管書き連ね、書けば書くほどカタチが変わり、畢竟ココに至った次第。まずは2011年5月に書いたモノと、本日書いたモノとを比較のためアップする。 2011年5月25日に書いたもの。題材は『入木抄』の一節。 本日2012年1月20日に書いたもの。題材は『雨ニモ負ケズ』英訳版。 何がどうなってどう変わったか。 1.立体から斜体に変わった Bastarda体はゴシックのcursiveの特性を持つため、意識としては流れるように書きたいと常々思っていたが、斜体で書かれた写本を見たことが無かったのでこれまで躊躇していたが、字形がワタクシのオリジナルに近いモノになったこともあって、余り意識する必要もないなと、そして斜体にした方が書きやすいのは自明だったので。 2.字形が変わった ひとえに練習の賜物である。そして写本や他の人の書きぶりを参考にした故でもある。完全なオリジナルな字形は「f」とlong sと「w」。「f」とlong sはpen manipulationを駆使して垂直線を一筆にて線の厚みとへアラインを書いている。「w」は一昨日までは写本に倣った一寸派手な書き方をしていたが、斜体にしたことで重く感じたので、急遽「v」の書きぶりを真似て創作した。他は基本的に写本などを参考にしているが、一部は筆勢重視によりイタリック体のような字形になったものもある(「a」「d」「g」の複数ある字形の内の一つ、など)。払いなども、一時はオリジナルであったが、写本に近い払いに戻した。 3.ゴシック的要素の復活 立体時は筆勢の観点から、ゴシック的な角張った感じを排除する方向で書いていたが、斜体にしたことで、そのままだとイタリック体的に見える故、ゴシック的要素を復活させた。 以上、ワタクシのBastarda体は、畢竟ココに至る。細かい箇所は微修正しつつも、これにて作品創りに邁進したいと思う。これ以上字形が変化したらイタリック体になる恐れがある故。

【Calligraphy】レッスン時の書き姿を晒してみる

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2011年11月と12月のレッスン時に師匠が撮影された写真を頂戴したので、師匠の許諾の下、ここに晒してみる。 11月のレッスン時 まずは11月。この時は、突然1年前に題材にしていたものを書きたくなったので、ひたすらオートマティックペンで書き連ね書きなぐり。何がしかのビジョンやコンセプトなどある訳でもなく、敢えてそれらを欠いたまま、思い付くままペンの赴くまま気の向くまま綴り続けた。 “form is emptiness. emptiness is form.”(色即是空 空即是色)を “form is emptiness is form is emptiness is...”と無限に続けてひたすら書き綴る。 (photo by HIROKO SHIMIZU) 上記とは異なる配置方法でひたすら書き綴る。 (photo by HIROKO SHIMIZU) 12月のレッスン時 次は12月、先週の書き姿。この時は、これまで題材としてきた文章を、これまた思い付くまま文字を大小、配置を天地左右、遮二無二に書き連ねていった。 (photo by HIROKO SHIMIZU) 上記11月のレッスンから12月のそれまで諸事情により1ヶ月空いたが、ちょうど文字書きのスランプに重なったので、この期間ペンは殆ど触っていない。逆にスランプ時は書かない方が、自分にとっては新たな展開が降ってくる場合が多いので。今回も一寸降ってきたので、色々試そうと思う。