呪文を唱えよ!Dockerを操作するTerminalコマンド一覧【初心者向け】

2021.11.13追記

Docker ComposeからDocker imageを生成する方法は、

にまとめました。
これにより、DockerfileからDocker imageを生成するコマンドは使用する場面がなくなります。

2020.9.10追記

最後尾にDockerfileからDocker imageを生成するコマンドを追加、トップ画像をDockerのTerminalコマンド図に変更しました。




初心者にとってTerminalコマンドはまさに呪文。

ということで、備忘録としてDocker用のコマンドをまとめてみました。


参考にしたのは、かめさんの「Docker超入門講座 | 米国データサイエンティストのブログ」全7回です。



かめさんのDockerの別の講座とPython講座は、無料ではないですが、講座内容に対して破格のお値段という噂で話題らしいです。それらの講座はUdemy にて開講中とのこと。


Dockerにログイン

$ docker login

その後自分のUsernameとPasswordを入力してenterを打鍵。

Login Succeededと表示されればログイン成功。

Docker imageをpullする

$ docker pull {IMAGE名:TAG名}

例)IMAGE名:Sample、TAG名:latestの場合、

$ docker pull Sample:latest

となる。

Docker imageの一覧表示

$ docker images

今手元にあるDocker imageを一覧できる。

Docker imageからコンテナを作成

Docker imageを(optionを付けずに)runすると、コンテナ作成(run)→コンテナをexit、という流れになる

$ docker run {IMAGE名(:TAG名)}

例)IMAGE名:Sample、TAG名:latestの場合、

$ docker run Sample

同じDocker imageがある場合はTAG名を付け、

$ docker run Sample:latest

コンテナの一覧表示

稼働中のみのコンテナの一覧
$ docker ps
全てのコンテナの一覧
$ docker ps -a

コンテナを作成しそのままコンテナ内に入る

$ docker run -it {IMAGE名(:TAG名)} bash

例)IMAGE名:Sample、TAG名:latestの場合、

$ docker run -it Sample:latest bash

カレントディレクトリのPATH表示

$ pwd

カレントディレクトリのファイル一覧

$ ls

コンテナ内にファイルを作成

$touch {ファイル名}

例)ファイル名をTestにした場合、

$touch Test

コンテナから出る

コンテナは止まり、StatusはExitedになる。

$ exit

再度コンテナに入る

StatusがExitedのコンテナを稼働させる。

$ docker restart {コンテナ名またはID}

コンテナ名(NAMES)やID(CONTAINER ID)は、コマンド「$ docker ps -a」でコンテナの一覧表示した時、コンテナ名(NAMES)は右端に、ID(CONTAINER ID)は左端に表示される。

コンテナ名を指定してコンテナを作成

$ docker run --name {コンテナ名}

コンテナ名を指定してコンテナを作成しつつコンテナ内に入る

$ docker run --name {コンテナ名} -it {IMAGE名:TAG名} bash

すでにあるコンテナに入る

$ docker exec {コンテナ名}

すでにあるコンテナに入り稼働させる

$ docker exec -it {コンテナ名} bash

コンテナを稼働させたままコンテナから出る

ショートカットキー:ctrl +p+q

作成したコンテナを新しいDocker imageとして保存

先に、detachまたはexitすること。

$ docker commit {コンテナ名またはID} {新しいIMAGE名}

Docker imageを別名保存

新しいIMAGE名をレポジトリ名と同じ名前に変更する。

$ docker tag {旧IMAGE名:旧TAG名} {新IMAGE名:新TAG名}

新しいDocker imageをDocker Hubにアップロード

$ docker push IMAGE名(レポジトリ名)

コンテナの停止・削除、イメージの削除のコマンドは「Dockerでのコンテナ・イメージ・タグ・リポジトリの削除方法【初心者向け】」をご覧いただければ。

追記:稼働していないコンテナを全て削除

稼働しているコンテナはそのままで、稼働していないコンテナを全て削除できる。

$ docker system prune

DockerfileからDocker imageを生成

$ docker build {Directory}

DockerfileからDocker imageに名前をつけて生成

$ docker build -t {Name} {Directory}











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