Dockerでのコンテナ・イメージ・タグ・リポジトリの削除方法【初心者向け】
かめ@米国データサイエンティストさんの「Docker超入門講座」に則って、RepositoryからTag、Docker Image、Containerまで作成した。
次に、かめさんの別の講座でもう一度やり直そうと思い、既に作成したものたちを削除しようとしたら意外に面倒だったので、備忘録を兼ねて削除方法を紹介する。
作業は、Terminalにてコマンドを入力して行う。
なお、実際の削除作業は、本当に削除して良いものかどうか念を押して確認して自己責任にて慎重に行ってください。
削除方法には順番がある。
順番が前後すると、削除できませんのでご注意。
かめさんのDockerの別の講座とPython講座は、無料ではないですが、講座内容に対して破格のお値段という噂で話題らしいです。それらの講座はUdemy
にて開講中とのこと。
1.全てのContainerを停止
稼働中のContainerは削除できないので、まず最初に全てのContainerを停止させる必要がある。
全てのContainerを停止させるコマンドは、
docker stop [Container ID]
Container IDは、スペース区切りで複数指定可能。
または、
$(docker ps -q)
でContainer IDを全取得することも可能なので、
docker stop $(docker ps -q)
としても良い。
2.全てのContainerを削除
全てのContainerを停止させたら削除可能になるので、Containerを削除するコマンドは、
docker rm [Container ID]
Container IDは、スペース区切りで複数指定可能、または$(docker ps -q -a)でContainer IDを全取得することも可能。つまり、
docker rm $(docker ps -q -a)
3.全てのDocker Imageを削除
全てのDocker ImageのImage IDは、
$(docker images -q)
で全取得できるので、
全てのDocker Imageを削除するコマンドは、
docker rmi $(docker images -q)
Image IDは、Repository IDとなっている場合もあるが一緒と考えて良いとのこと。
4.Tagを削除
- ブラウザを立ち上げ、Docke Hubにログインする。
- 試用で作成したRepositoryページのTagリンクをクリックする。
- Tag一覧ページが開く。
- 削除するTagのチェックボタンをチェックする。
- 一覧の上のプルダウンメニューからDeleteを選択。
- 削除完了。
5.Repositoryの削除
- 試用で作成したRepositoryページのSettingリンクをクリックする。
- Deleteボタンをクリック。
- 削除したいRepository名を入力。
- Deleteボタンをクリック。
- 削除完了。
これで、全てまっさらの状態に戻り、再度一からDockerを試すことができるようになった。
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