liberalの意外な意味と叙述用法で後ろにつく前置詞について


鷲田 清一、 山極 寿一 著『都市と野生の思考』(集英社インターナショナル)で、liberalの意外な用法を知った。

それまでは、
1.自由な;自由主義の
しか知らなかった。

これ以外にも、
2.寛大な、心の広い;公平な;偏見のない、柔軟性のある
3.しみなく与える、気前のいい
などがあることを今回知ったのである。。

で、上記2、3の意味では、叙述用法が可能だが、literalの後に続く前置詞で多少混乱してしまった。というのは、辞書によっては載っていたり載っていなかったりするのである。

be liberal inとbe liberal to

2.の意味では、

  • be liberal in
  • be liberal to

と、intoが、ジーニアス英和辞典の初版に載っていた。
しかし、ウィズダム英和辞典第3版では、inのみが載っていた。

では、他の辞書ではどうなのか。

書店で、各種英和辞典および英英辞典を立ち読みしてきたが書店さん申し訳ないです、両方ともほぼ載っていなかった。

で、ジーニアス英和辞典最新版(第5版)もあったので見てみたところ、

ナント、両方とも載っていなかった!

うむむ、辞書はちゃんと最新版に更新しなければイカンな、と心に思った次第(アレ、着地点が違う)

話を元に戻すと、他にもネットの英英辞典、コーパス、Google検索なども見てみたが、キチンとした感じでは見つけられなかった。
イディオム的な感じでは意識されていないのか?
この辺は不明である。。。

be liberal withとbe liberal of

3.の意味では、

  • be liberal with
  • be liberal of

と、withofが、ジーニアス英和辞典の初版に載っていた。
しかし、ウィズダム英和辞典第3版では、withのみが載っていた。

では、他の辞書ではどうなのか。

こちらも書店で、各種英和辞典および英英辞典を立ち読みしてきたが(引き続き書店さん申し訳ないです)、両方とも載っているものもあり、withのみが載っているものがあった。

で、ジーニアス英和辞典最新版(第5版)も見てみたところ、

ナント、withのみの掲載になっていた!

他にネットの英英辞典、コーパス、Google検索なども見てみたが、withのみが大半であった。

結論としては、ほぼすべての辞書に、イディオム的にbe liberal withとして掲載されている。

2017.9.8追記

リーダース英和辞典第3版と新英和大辞典第六版でも確認してきた。

2.の意味では、
リーダース英和辞典は、intoが、
新英和大辞典では、両方とも掲載なし。

3.の意味では、
リーダース英和辞典は、withのみが、
新英和大辞典では、withと、なんとinが載っていた。










コメント

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